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マツコ・デラックス、高校生案内人に送ったエールに絶賛の声「的確過ぎる」

『マツコの知らない世界』TBS公式サイトより
マツコの知らない世界』TBS公式サイトより

 8月16日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)で、マツコ・デラックス(49)が高校生案内人に送ったアドバイスが素晴らしいと、絶賛の声が集まっている。

 この日の番組の後半のテーマは「富士山写真の世界」。渋いテーマに思えるが、案内人として登場した鈴木啓悟さん(18)は、2004年生まれの高校生。マツコも「私ついに2004年生まれと共演するようになっちゃったか」と感嘆するが、鈴木さんは年に200日以上、これまでに3万枚以上の富士山を撮り続けていると言う。そんな鈴木さんはあまり知られていない富士山の絶景スポットを紹介し、大人顔負けの知識でマツコを驚かせる。

 しかし、そんな彼にも高校生らしい悩みが。来年は高校を卒業する年だが、写真の専門学校に行って写真の勉強を本格的にするか、海外に行ってさまざまな景色の写真を撮るか、それとも普通の大学に進学するかを夏休み明けまでに決めなければならず、進路に悩んでいるというのだ。

 この三択のうちどれが良いと思うか?と鈴木さんに聞かれたマツコは「知らないよ、そんなの」と一蹴。しかし、鈴木さんが「(写真の他に興味のあることは)全くないです」と言うと、「すっごいダサいこと言っていい?普通に大学に行って、富士吉田市役所とかに入るのよ。で、写真を撮り続ける。それで食ってけるようになれば御の字だし、食えなかったとしても安定してるから、市役所は」と返す。さらに「あと3年ぐらいしたらカメラに飽きてるかもしれないから」とドライな意見を放ち、「最低だね、あたし」と笑いながらオチを付け、番組を締めくくっていた。

 しかし、この回答に考えさせられたという視聴者は多かったようで「進路はマツコの言う通りが一番だと思う!つまらない答えなんかじゃないよ」「マツコのアドバイス的確過ぎるわ」「『最低よね』って言ってたけど、マツコさんの選択はすごく堅実で優しいアドバイスだと思った」と絶賛の声が上がっていた。

「現実が見えている大人の視聴者からすると、変に期待を持たせるよりも現実的な進路を勧めるマツコが優しいと思えたかもしれませんね。笑いを取り入れて説教くさくならないように、さりげなく現実を教えるマツコの話術はいつものことながら素晴らしいと絶賛されていました」(芸能ライター)

 鈴木さんが最終的にどのような進路を選ぶかはわからない。しかし、今回の出演でマツコから受け取ったアドバイスは、いつかきっと何かの役に立つのではないだろうか。

参照元:https://dailynewsonline.jp/