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史上初のベスト8を目指しクロアチア戦に!国民が湧いた!カタールW杯・ドイツ戦を振り返る

画像はイメージです
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 4年に一度のスポーツの祭典、サッカーW杯。カタールを舞台に開催されている今大会には、我らが日本代表も参戦。グループリーグから激闘が繰り広げられ、多くのファンの注目を集めた。

「日本は、ドイツ、コスタリカ、スペインが相手という、強豪ひしめく“死の組”に入りました。森保一監督(54)とキャプテン吉田麻也(34)率いる代表が、どんな戦いを見せるか、日本中がワクワクしていたと思います」(通信社記者)

 そして、日本代表は国民の期待以上の戦いを見せてくれた。今回は、そんな日本代表のカタールW杯の激闘の裏側を紹介しよう。

 まず、初戦(11月23日)の相手はW杯4度の優勝を誇る強豪ドイツ。下馬評では「格下の日本は、引き分けすら難しい」という敗色濃厚の声が多かったが、

「前半にPKで先制された日本は、後半に作戦を変更。攻撃的選手を投入し、後半30分にMF堂安律(24)が同点ゴール、続いて38分にFW浅野拓磨(28)がゴールを決め、ドイツ相手に2 -1の逆転勝利を収めました」(スポーツライター

 この大番狂わせに、世界中のサッカーファンは沸いた。カタールで取材をしている『週刊大衆』の現地特派記者は、ドイツ戦後の現地の様子について、こう語る。

「試合後に取材していると、海外の報道陣から次々とハイタッチを求められました。宿舎へ戻るタクシーでも、私が日本人だと分かると、運転手が“コングラッチュレーション!”とひと言。自分が代表選手になったと錯覚するくらい、どこでも祝福されましたよ(笑)」

■日本が強豪ドイツに勝てた理由

 なぜ、日本は強豪ドイツに勝つことができたのだろうか。フランス大会のエースで元サッカー日本代表城彰二氏は、こう分析する。

「後半、失速気味だったドイツ相手に3バックにし、サイドの選手が高い位置に上がる攻撃的布陣を仕掛けました。それがうまくハマった。この状況を引き寄せた監督の采配と、選手の頑張りが生んだ勝利です」

 勝利の予兆は、試合前からあったという。

「ドイツ戦の前、森保監督はメディアに対し、“非公開練習を4日間にさせてほしい”と、お願いしたんです。通常よりも長く非公開にしたことで、ドイツ戦への対策をみっちり練ることができたのでは」(前出の現地特派記者)

 もちろん、監督だけでなく、選手たちの功績も称えたい。殊勲の決勝ゴールを挙げた浅野は、日本代表に定着後の4年間、成績不振などから多くの批判を浴びていた“苦労人”だ。

「試合後の取材では、“今日の試合だけに関してはヒーローになれたかな”と、気持ちを高ぶらせていました。そこへすかさず、ムードメーカーの長友佑都(36)が乱入。“ブラボー!”と叫びながら強烈なハグをかまし、浅野は面食らっていましたね(笑)」(前同)

 また、ドイツ戦で攻守に躍動したボランチ遠藤航(29)についても、現地特派記者から、こんなエピソードが。W杯などの公式戦では、試合後に両チームの選手が無作為に選ばれ、検尿によるドーピング検査が実施される。そこで遠藤が選ばれたのだが、

「検査結果が出るまで、ものすごい時間がかかったんです。実は、遠藤は尿が出ないほど体内の水分がなくなっていたそう。もちろん結果は陰性でしたが、一滴の水分も出ないほど彼は全力を振り絞っていたんですね」

 全員が全力で挑んでつかんだ、大金星だったのだ。

参照元:https://dailynewsonline.jp/