4月19日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)でセクハラ、パワハラ問題について出演者の間で議論が交わされた。選挙期間中にフジテレビのニュースキャスター時代の不倫が報じられた黒岩祐治神奈川県知事や、学生に対するセクハラで賠償命令判決を受けた元早稲田大学教授で文芸評論家の渡部直己氏の名前が挙げられた。
仕事を通して、セクハラを感じたことがあるかと問われた橋本マナミは「ラブシーンとかでも。ディープキス、舌を入れるのを、別にリハーサルでしなくていいのに、何も訊かずにやられてしまうとか。そういうのはちょっと『えっ、これどうなのかな』と思った。でもお仕事なので言えないですよね」と振り返った。若手女優時代のセクハラ体験を暴露した。
また、遠野なぎこも同様の体験があるとし、「ある時代の時は言えなかったんですよ。自分自身も若い時代っていうのがあって」と語った。
橋本マナミ「ディープキスが普通だと」ドラマのキスシーンで勘違い、毎回舌を入れていたと暴露
遠野は「例えばラブシーンとかで、いちゃいちゃするシーンとかで、台本にない動き、ここに手を入れるなんて聞いていないというところに手を入れられてしまったり」「おじさんの大先輩俳優だったりすると、あちらはマジメなお顔してされるから、熱演されているようなフリをしてされるから」と例を挙げる。
遠野は先輩俳優がラブシーンなどで不必要な動きをしてくることがあったと暴露した。これは遠野自身はもちろん監督やカメラマンもわかっているが、「でも誰も止める人がいない」と当時の現状を語った。遠野は「今考えるととんでもない話だけどね」と振り返りつつも、その時は声を挙げられるような状況ではなかったようだ。
これには、ネット上で「熱演しているフリしてセクハラってタチが悪いな」「(セクハラは)昭和のド田舎なら許されていたかもしれないが今はアウト」といった声が聞かれた。