俳優・二宮和也主演のＴＢＳドラマ「マイファミリー」第８話が２９日、放送された。ゲーム会社「ハルカナ」ＣＥＯ鳴沢温人（二宮）と誘拐犯の対決は、５年前に元刑事東堂樹生（濱田岳）の娘心春（野澤しおり）を誘拐した犯人が黒幕として、現在発生している事件で暗躍していることが判明した。
今ドラマはネット上で盛り上がる考察が的中を連続させ、東堂と妻亜希（珠城りょう）の関与説、４事件の犯人は別説、東堂が心春事件解明のため模倣犯行説、プログラマー鈴間亜矢（藤間爽子）と東堂妻は姉妹説などが、次々に的中している。
第８話を終え、黒幕はなぜ、ＮＥＸホールディングス社長阿久津晃（松本幸四郎）の娘・実咲（凛美）の誘拐事件に関しては、東堂に指示せず、自分で誘拐する必要があったのかが大きな謎に。
ネット上では黒幕予想として神奈川県警捜査一課長・吉乃栄太郎（富澤たけし）を疑う声が多数となっている。考察で指摘されているのが、第５話で吉乃一課長が、部下の葛城圭史（玉木宏）の強引な聞き込み捜査の謝罪のため、葛城とともに阿久津家へ行った場面。階段の踊り場からのぞいていた実咲をみて、吉乃は「ごめんね、このおじさんが変なことして」とわびたが、実咲は目をそらし、何かを思い出したような表情を浮かべていた。
同級生だった小春の事件について何かを知っている可能性があり、その後の場面で実咲は、終盤に重要な役割を果たすとみられるタブレットを開き、画面には「Ｆ」「心春ちゃん」「ちーむこ」と書かれたフォルダが並んでいた。
「実咲の反応はなにかあるなぁって感じがしました」「吉乃は証拠隠滅するために実咲を誘拐した」「実咲ちゃん、吉乃に会った後、タブレット見ようとしてた」「何かに気付いた実咲が友果にタブレットをわざと預けた可能性もある」と指摘する投稿が続いている。
