ステレッパツ

芸能 スポーツ その他

上白石萌音「演劇に携われる幸せ」最優秀女優賞

 トロフィーを手に笑顔の上白石萌音(撮影・棚橋慶太)

 トロフィーを手に笑顔の上白石萌音(撮影・棚橋慶太)

 女優・上白石萌音(25)が24日、都内で行われた「第30回読売演劇大賞 贈呈式」に出席し、最優秀女優賞の表彰を受けた。

 「千と千尋の神隠し」での演技などで史上最年少で同賞を受賞した上白石。「甘くなくて毎日悩むことばかり。今日も稽古場から『どうしたものか』と首をひねりながら参りました」と語りつつ、「その焦りや悔しささえ私にとっては大きな喜びです。演劇に携われる幸せがどんな困難からも引っ張り上げてくれます」と喜びを爆発させた。

 最優秀男優賞で表彰されたのは「セールスマンの死」「女の一生」の演技が評価された俳優・段田安則(66)。昨年放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で上白石と義理の親子役を演じており「義理の娘だった上白石萌音と同時に最優秀。『ひょっとしたら僕と取るよ』って冗談で言っていたら」と満足そうにうなずいた。

 大の阪神タイガースファンで知られる段田は、同賞主催の読売新聞社に「今年だけ巨人ファンになろうかと思ったんですが、すみません!タイガースファンのままで」と笑わせていた。

 大賞は、劇団チョコレートケーキの「生き残った子孫たちへ 戦争六篇」が受賞した。

参照元https://www.daily.co.jp/